小湊鉄道2023年4月10日春たけなわ

東日本大震災から1か月。放射能汚染が伝わる毎日。重い腰をあげて小湊鉄道の春を求めて遠征しました。
海人有木、上総牛久、上総鶴舞、上総久保、高滝、里見、飯給、月崎、大久保、養老渓谷、上総中野と順に巡りました。暖かい春の光線が燦爛と降り注いでいました。
上総鶴舞駅を牛久側より撮影。あたり一面菜の花が咲き乱れて黄色一色です。地域の方の努力に感謝です。
高滝駅に進入する。高滝駅の周囲は満々と水をたたえる高滝湖である。桜の枝ぶりが実に見事。ピンクとイエローのコラボレーションが無限の写欲を誘う。
飯給駅は少し国道から奥まったところに位置するひなびた駅だ。小湊鉄道に共通することだが駅前が実にさびしい。逆に自然が豊かともいえる。
駅の南側は広い田んぼが田植えを待つばかりで水を張ってあった。そのお陰で見事な水鏡に映えた写真がここでは撮れた。
満開の桜が私たちを迎えてくれた。今日は風もなく撮影者で賑わっていた。駅の里見寄りにある大きな桜の木が満開であった。
月崎駅。小湊鉄道の駅には風情のある駅舎があり、特に天候が悪い時には本当に助かる。それにトイレも清潔で気持ちが良い。今日は画家が大勢来て、
写生を楽しんでいた。 気候がよく筆もさえたことであろう。平家物語に緑蘿の墻(りょくらのかき)、翠黛の山(すいたいのやま)、画にかくとも筆のおよびがたし、とある。
下総大久保。駅裏に見事な桜が咲いていた。日中の光線がよく当たり長閑な駅の佇まいを演出していた。今ステージに役者が登場した。
養老川を渡るキハ200。橋寄りで撮ろうと急いだが間に合わずつまらない構図になってしまった。
大久保ー養老渓谷。あたり一面菜の花が咲き乱れていた。まさに小湊鉄道を代表する光景である。花の種をまき、きれいな花が咲き誇るまで育て上げた人たちに
感謝します。ここは南や西に山がなく、日中遅くまでよく日が当たるので撮影には障害は全くない。
自慢げにキハ200が通過していった。この区間は1時間半に上下1本で撮影には時間を弄ばすが、じっくり構図を考えて撮るには良いところである。
里見ー飯給。4月5時40分ごろ。そろそろ暗くなりかけてきた。ヘッドライトの光線が強く感じ始めるころ、なんとか撮影できた。きれいなS字カーブが奥行を感じさせる。
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